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カラコンでアレルギー症状?かゆみや充血の原因と今日からできる対策を紹介

カラコンをつけておしゃれを楽しんでいる最中に、目のかゆみや充血、ゴロつきなどの不快な症状に悩まされた経験はありませんか。その症状、もしかしたらカラコンが原因のアレルギー反応かもしれません。放置すると悪化してしまう可能性もあるため、正しい知識と対処法を知ることが大切です。この記事では、カラコンによって引き起こされるアレルギーの主な症状から、その原因、そして今日からできる対処法や予防策まで、分かりやすく解説していきます。

カラコンによるアレルギーで起こる主な症状

カラコンの装用中にアレルギー反応が起きると、目にはさまざまなサインが現れます。これらは「アレルギー性結膜炎」の症状であることが多く、放置は禁物です。以下のような症状がないか、ご自身の状態と照らし合わせてみてください。

目のかゆみや充血

アレルギー症状として最も代表的なのが、我慢できないほどの強い目のかゆみです。アレルギー反応によって、かゆみの原因となる物質「ヒスタミン」が放出されるために起こります。また、結膜(白目の部分)の血管が炎症を起こして広がることで、目が赤く充血して見えます。

サラサラした目やにの増加

アレルギー反応が起きると、涙のようにサラサラとした水状の目やにが出ることがあります。これは、目に入ってきたアレルギー原因物質(アレルゲン)を洗い流そうとする体の防御反応の一環です。普段よりも目やにの量が多いと感じたら、注意が必要です。

目の異物感や痛み

「目がゴロゴロする」「何か挟まっているような感じがする」といった異物感も、アレルギー性結膜炎のサインの一つです。炎症によって結膜の表面がデコボコしたり、レンズとの摩擦が刺激になったりすることで生じます。症状が進行すると、痛みとして感じることもあります。

レンズの曇りやずれ

アレルギーによって増えた目やにがレンズに付着すると、視界が白っぽく曇ることがあります。さらに、炎症によってまぶたの裏側に「乳頭」と呼ばれるブツブツができてしまうと、その凹凸によってレンズが正常な位置に収まらず、ずれやすくなることもあります。

カラコンでアレルギー症状が起きる原因

なぜカラコンの装用でアレルギー症状が引き起こされるのでしょうか。その原因は一つだけでなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。

レンズに付着した汚れ

最も一般的な原因は、カラコンのレンズに付着した汚れです。涙に含まれるタンパク質や脂質、空気中のホコリ、メイクの残りかすなどがレンズに付着し、時間と共に変性してアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となります。

汚れの種類 具体例
目から出る分泌物 涙液中のタンパク質、脂質
外的要因 花粉、ハウスダスト、化粧品、タバコの煙
取り扱い時の汚れ 手指の雑菌、皮脂

カラコンの素材や色素

カラコン本体の素材や、レンズの着色に使われている色素が、体質に合わずにアレルギー反応を引き起こすケースもあります。特に、金属アレルギーのある方は、色素の成分である金属に反応してしまう可能性があるため注意が必要です。

間違ったレンズケア

2weekや1monthタイプのカラコンを使用している場合、毎日のレンズケアが不十分だと汚れが十分に落ちず、アレルゲンが蓄積してしまいます。洗浄液のすすぎ残しや、長期間交換していない汚れたレンズケースの使用も、アレルギーの原因となり得ます。

花粉やハウスダストの影響

花粉症やハウスダストのアレルギーを持っている人がカラコンを装用すると、症状が悪化しやすくなります。これは、レンズが空気中のアレルゲンを吸着し、長時間にわたって目の表面に留めてしまうためです。裸眼の時よりも、かゆみや充血がひどくなる傾向があります。

症状を放置するリスクとは?巨大乳頭結膜炎の可能性

軽いかゆみだからといってアレルギー症状を放置していると、「巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)」という、より重い目の病気に進行する恐れがあります。[鶴菜3.1]カラコンの長期的な使用に影響が出ることもあるため、早期の対処が重要です。

巨大乳頭結膜炎とは

巨大乳頭結膜炎は、アレルギー性結膜炎が慢性化することで発症する病気です。レンズの汚れや、まぶたとレンズの機械的な摩擦が主な原因とされています。この病気になると、上まぶたの裏側の結膜に、ブツブツとした「乳頭」ができます。

巨大乳頭結膜炎の主な症状

巨大乳頭結膜炎になると、アレルギー性結膜炎の症状(かゆみ、充血、目やに)がさらに悪化します。加えて、できた乳頭がレンズに引っかかることで、以下のような特有の症状が現れます。

症状 詳細
レンズが上方にずれやすい まばたきをするたびに、レンズが乳頭に引っかかり上へずれる
強い異物感 乳頭の凹凸が常に目に当たるため、ゴロゴロ感が強くなる
視界がかすむ レンズが不安定になったり、汚れが付着しやすくなったりするため

初期段階では自覚症状が少ないこともありますが、進行するとカラコンの装用が困難になるため、注意が必要です。

すぐにできるアレルギー症状への対処法

カラコンの装用中に「アレルギーかも?」と感じる症状が現れたら、悪化させないために迅速な対処が必要です。パニックにならず、落ち着いて以下のステップを実行してください。

まずはカラコンを外す

目にかゆみや痛み、充血などの異常を感じたら、直ちにカラコンを外してください。アレルギーの原因となっている物質から目を解放することが最優先です。特にワンデータイプの場合は、一度外したレンズは再装用せずに必ず破棄しましょう。

目を冷やしてかゆみを抑える

強いかゆみがある場合は、清潔な冷たいタオルや、タオルで包んだ保冷剤などをまぶたの上から優しく当てることで、一時的に症状を和らげることができます。血管を収縮させることで、炎症やかゆみを少し抑える効果が期待できます。

目をこすらないように注意する

目がかゆいと、つい無意識にこすってしまいがちですが、絶対にやめましょう。目をこすると結膜や角膜(黒目の部分)を傷つけてしまうだけでなく、かゆみの原因物質であるヒスタミンがさらに放出され、症状が悪化する悪循環に陥ります。

眼科を受診する

セルフケアで症状が一時的に落ち着いたとしても、自己判断でカラコンの使用を再開するのは危険です。症状の原因を正確に特定し、適切な治療を受けるために、必ず眼科を受診してください。眼科では、アレルギーの有無だけでなく、目に傷がないかなども詳しく診察してくれます。

アレルギーと診断された場合の治療法

眼科でアレルギー性結膜炎と診断された場合、基本的には点眼薬(目薬)による治療が行われます。医師の指示に従い、正しく治療に専念することが、早期回復への近道です。

抗アレルギー点眼薬による治療

治療の基本となるのが、「抗アレルギー点眼薬」です。この目薬は、かゆみや炎症を引き起こすヒスタミンなどの化学物質の働きをブロックする作用があります。症状を抑えるだけでなく、アレルギー反応そのものを抑制する効果も期待できます。

症状が強い場合はステロイド点眼薬も

かゆみや炎症が非常に強い重症の場合には、炎症を強力に抑える「ステロイド点眼薬」が処方されることもあります。ステロイドは効果が高い反面、副作用のリスクもあるため、必ず眼科医の指導のもとで、定められた用法・用量を守って使用する必要があります。

治療中のカラコン使用について

アレルギー症状が出ている間のカラコン装用は、原則として中止しなければなりません。レンズに付着したアレルゲンが症状を悪化させるだけでなく、目薬の成分がレンズに吸着して副作用を引き起こす可能性もあるためです。カラコンの再開時期については、症状が改善してから必ず医師に相談し、許可を得てからにしましょう。

今後もカラコンを安全に楽しむための予防策

アレルギー症状が改善した後も、再発を防ぎ、安全にカラコンを使い続けるためには、日々の習慣を見直すことが不可欠です。以下のポイントを心がけ、目の健康を守りましょう。

ワンデータイプのカラコンを選ぶ

アレルギー体質の方や、レンズケアに自信がない方には、ワンデー(1日使い捨て)タイプのカラコンが最もおすすめです。毎日新しい清潔なレンズに交換するため、汚れが蓄積する心配がなく、アレルギーのリスクを大幅に軽減できます。

正しいレンズケアを徹底する

2weekや1monthタイプを使用する場合は、レンズケアを正しく行うことが絶対条件です。レンズを外した後は、必ずこすり洗いを行い、汚れを物理的に除去してください。レンズケースも定期的に洗浄・乾燥させ、1~3ヶ月ごとに新しいものに交換しましょう。

ケアのポイント 理由
装用前の手洗い 手指の雑菌がレンズに付着するのを防ぐため
こすり洗い レンズ表面に付着したタンパク質や脂質汚れをしっかり落とすため
保存液の毎日交換 液中に溶けだした汚れや雑菌の繁殖を防ぐため
ケースの定期交換 ケース内に形成される微生物の膜(バイオフィルム)を除去するため

カラコンの装着時間を守る

カラコンのパッケージや説明書に記載されている装用時間を必ず守りましょう。長時間装用すると、目が乾燥しやすくなったり、角膜が酸素不足に陥ったりして、トラブルのリスクが高まります。特にカラコンは、透明なレンズに比べて酸素透過率が低い傾向があるため、注意が必要です。

眼科で定期検診を受ける

自覚症状がなくても、目には見えないトラブルが進行している可能性があります。目の健康状態をチェックするために、3ヶ月に1回程度は眼科で定期検診を受けるようにしましょう。定期検診は、アレルギーの再発防止だけでなく、さまざまな眼障害の早期発見にも繋がります。

まとめ

カラコンによるアレルギー症状は、レンズの汚れや不適切なケアが主な原因で引き起こされます。かゆみや充血などのサインを感じたら、すぐにレンズを外して眼科を受診することが重要です。正しい知識を身につけ、ワンデータイプを選んだり、レンズケアを徹底したりすることで、アレルギーのリスクは大きく減らすことができます。目の健康を第一に考え、安全でおしゃれなカラコンライフを楽しみましょう。